ファンタジーに浸かる

ファンタジー作品や資料についてのブログ。メディアは様々

名作アニメの背景で、調べるきっかけ作りを!

アニメを観ていると、つい世界観や風景が気になる。物書きの性でしょうか……

空想の世界観だとしても、それがどんなに奇抜な世界でも、全てが新しいもので作れるわけない。ファンタジーを書く人は、リアルだとか、表現力だとかを考える前に、とりあえず私達の住む世界を考えることが大切だと日頃考えています。

しかし、歴史や地理が好きな人はともかく、半端な興味から世界の地理とかを勉強することは難しいのではないでしょうか。大切だと分かっていても、それは地道な作業ですから。ファンタジーが好きな人、書く人は、決してすべての世界観が好きなわけではありません。しかし、世界について知識豊かな人は、総じて良い世界観を生み出すものです。だからやはり、物書きは勉強するべきですね。

 

私はガッチガチの勉強は嫌いですから、よく好きな作品から風景などを見て、調べ始めます。大事なのはキモチですね。楽しく行動することが大切なんですよね。というわけで、今回の本はこちら。

 

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ピエブックスから発行された『名作アニメの風景50』です。

基本、ちょっと懐かしいアニメが揃っています。(エヴァンゲリオンのだめカンタービレも入っているのは例外で面白いですが)

フランダースのあの教会や、ジブリ作品のモデルの国と風景など、ちょっと調べたり知識があれば分かるけど、調べていないものが載ってます。子どもの頃に観た風景が、現実にあるワクワク感が良いし、もっと詳しく調べるきっかけになる。

 

特に赤毛のアンは大好きなんですが、プリンスエドワード島には是非一度、旅行に行ってみたいと改めて思いました。本の小さな文章の中から、

「明日という日は何ひとつ間違いが起こっていない新しい日だって思うと素敵じゃない?」

ありのままで、強くて、心から美しい。

アンは、プリンスエドワード島の花々によく似ている。

 

想像力の大切さを教えてくれるアンの言葉は、今でも私のエネルギーになります。本を読んだ感動も、このような小さな文章と、一緒に掲載されているプリンスエドワード島の写真で思い出すことが出来ました。

 

この本で紹介されているアニメの風景などについて、資料としてまた書くかもしれません。小説のみでなく、学校の宿題や仕事の資料作りなど、面倒な時にもとりあえず楽しむキモチでやっていきたいですね。少なくとも、ファンタジーに関わっている時は心がけたいものです。